今あるCGアニメのソフトはキャラや街並みなどを自分
で1から作らなければならない。この時点で挫折する。
ムープロでは、こうしたキャラや街並みなどは、すでに
ゲームなどで作られたものを再利用する。(いずれはムー
プロ用に作られるようになる)
ワープロでいえば、色々なフォントを取り入れて利用す
るような感じだ。
こうすることで、個性のあるキャラや街並みなどの建物
などを作成する産業も育成できるだろう。
街並みなどでは通行人のようなエキストラ的なキャラは
自動で歩行して勝手に行動している。また、自動車なども
行きかい、ムープロの利用者はこうしたキャラや街並みを
選んで利用することで、ストーリー作りに専念できる。
これは仮想空間でもいい。
メインとなるキャラは、一通りの体の動きは、あらかじめ
つけてあり、ゲームをするように変化させることができ、そ
れ以外の細かな動きは、ムープロ利用者が修正すること
ができる。
こうしてキャラの動きをつけたものを記憶させて、何度
でも同じ動きを再現できる。これはゲームのリプレイと同
じだ。
それにカメラのアングルを変えてみることができ、カメラ
の動きも記憶させて、モーションコントロールできる。
こうして作られた動画を保存して、後で編集し、セリフを
声優や音声合成などで加えてたり、BGMを流したりする。
すでにゲームメーカーではこうした方法でゲームソフトを
作っているはずなのだが、なぜそれを映画作りに利用しな
いのか不思議でならない。そのくせゲームはシリーズもの
しか売れないと言っている。
もっと視野を広げて、ムープロを多くの人に提供して、多
くの作品を世に出せば、莫大な利益になると思うのだが。